ネットでのチケットタブ屋行為禁止の法案できたぞ

怪しい人

チケットを売りつけたい人「知り合いが急にあるライブにいけなくなって、チケットが余ってしまった。なんだかムシャクシャしたので高額でチケットを転売したい。まだネットで定価より高く売りつけたのは違法でないよね?」
 
こんな事をたくらむ人へ対しての記事です。

私は浦和レッズの試合行くようになってからは19年で9年目。

「なんでいきなり浦和レッズが出てくるんだよww」って思う方いますが、決勝やあるダービーでは以外とプラチナ級になることがあります。

今までなら路上でのダフ屋行為は基本的には条例なりで違法です。ならばネットなら適法だよね?って思いそうですが、アウトになりそうです。

この記事では
  • ネットでもチケットを高額転売したら違法だよ
  • 新しい法律できても適法にチケット売る方法はある
になります。
MEMO
私は最初から利益狙いでチケット転売は勘弁な立ち位置です。
 

ネットでもチケットを高額転売したらアウトだよ

特定興行入場券の法案の概要

↑の写真は簡単な概要です。まだ本文ないし、本文みたら普通の人は頭がパンクしますよ。

今までならネットで値をつり上げても取り締まる法律はなくて困ってました。

一言でいえば「ネットでもチケットの定価以上でさばいたらダメ」になります。もちろん罰則もありますよ。

そもそもどんな法案?

こんな法律の名前です。
特定興行入場券の不正転売の禁止による興行入場券の適切な流通の確保に関する法律案 
になります。

「なんだかむずかしいよ」って思いそうなので、簡単に言うと「ネットでチケット高額転売したら捕まるぞw」な感じの法律だと思っておけばいいですよ。

いつごろ法律が適用される?

12/4火曜日に本会議にかけられて、一応超党派での法案なので、よほどのことない限りは衆議院で可決されます。

普通は委員会で質疑ある際は数時間かけるのですが、1時間以内に終わったんで、18年の臨時国会で法案が参議院でも可決されるばすです。

施行(法律が適用になる)は6ヶ月後なので、19年6月頃が目安だと思います。

注意
まだ法案が参議院本会議で可決されて、19年6月に施行されます。

どんなチケットが対象なるん?

とにかく国内で開催されるチケットが対象になります。
  • 興行や主催主が転売禁止って書かれてるチケット
  • とにかく座席や本人の名前ついてるチケット
  • 五輪や野球サッカーやライブ
なのでほとんどのチケットが対象になります。

グレーゾーンなのは海外で買われたチケットは海外で高額転売をし、日本にきてライブを観戦した場合は不明です。

MEMO
ローチケに関しては最初からチケット裏面に転売目的は最初からアウトです。

なぜ閣法でないの?

いきなり閣法ってなんですか?って言われるので、簡単にナントカ省の人たちが法案を作って国会に提出したのが閣法といわれてるものです。

それに対して議員が法案を出すのは議員立法になります。

なぜチケット高額転売の法律が議員立法なのか?は省庁またいでるのと、珍しくいろんな政党またいでの法案だからかな?って思いました。

チケット不正転売すると警察に捕まりますよ

一言でいうとネットで、バレたらこのような処置になります。
違反者は1年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金又は併科
懲役というのは簡単に言えば刑務所へってことです。

100万以下の罰金はいうまでも100万円を納める

併科とは2つの罰を科すること。

なので最悪1年ぐらいムショで暮らし、100万払えってこともありえます。

なぜこのような法案を作った背景は五輪あるから

正直なところ文部科学委員会の質疑を詳しくみてないのでわかってません。

でも五輪前なのでチケット転売とかやってるのを放置されると国際社会から避難されるという背景があった。

また超党派の模様なので、普通にチケットが異常に吊り上げられてるのが許せなかったというのもあるかもしれません。

 
 

適法にチケット売る方法いくつかある

ギター

最初から儲けを目当てにチケットを買い、転売するのはダメです。

逆にいうと定価以下なら問題はないです。

「とにかくライブで空席があるのがイヤだ」「苦労したチケットが水の泡」なら売る方法はあるにはありますよ。

無難なのはSNSで告知する

現実的に知り合い同士でチケット争奪戦をして、余計にチケットをとってしまった。とかってよくあります。

今の人はTwitterやFacebookやってる方がほとんだなはず。

だからもし誰が行けなくなった人がいたならすぐにTwitterで告知すればオケです。

  • アーティスト名
  • 座席
  • 金額(とにかくチケット代金と発券にかかる手数料まで)
  • 場所
  • 受け渡し場所
書いとけばオケです。

イベントによってはリプの嵐になりますが、見分けるコツはこんなとこでしょうか?

  • 捨て垢でない
  • そのイベントに関するグッズをもってる
  • 一番いいのは過去のチケットを所持してた
その辺当てはまるなら、チケットを買って、アリーナに入り楽しんでくれるはずです。

売る場合は相手をよくみて売りましょう。定価とハッケン手数料のみで。

受け渡しは現金で良く確認すべき

長い目でみるといずれはQR決済で受け渡しもあるかもしれません。

しかしまだ現金主流なので、お札や小銭は持っておいたほうがいいです。

相手が細かいのを持ってない恐れがありますので。

ボードで売りますってやる

「そもそもSNSなんかしてないよ」だとしたら、ボードに書いて売りますってやるしかないですね。

チケットをゆずりたいとしたら、本当にそのアーティストが好きな人がいいですよね?

サッカーだったら、過去のチケットやシーズンチケットなりで「こいつはガチだ」と思うはず。

アーティストの場合だと、グッズや過去の話を聞くしかないかなって思います。

やはり譲った方が実はダフ屋ってありえるので慎重にしたいですよね

主催によってはリセールで買い取る場合もある

たまに主催者がファンが買い取りすぎたので、主催者が買い取り。

また買い取ったチケットをもう一度売るということもあるらしいですが、まだあまりその話はきいたことはないです。

個人的にはいくら不正転売ダメでもリセールしやすい仕組みを広めるのも大事なきがしてきました。

 
 
今回は以上です
要するに今回の場合だと
  • チケットをネットで高額転売はダメ
  • 売った方に罰則ありますよ
  • どうしても譲りたいなら定価以下でSNS活用
になります。

ダフ屋に対しては迷惑防止条例で対処してきました。でもネット中でのチケットのダフ行為に対する法律がありませんでした。

中には国が罰則という権力装置つけてどうするん?って、ありますが、現地のダフ屋の人達をみると撲滅してほしいやとも想います。というわけで、良いライフを送りましょう。