どうもこんにちは、@sshiokawaです。
ある映画を見終えたので、レビューします。
さっき新解釈三国志を見たけど…。
私には無理だった。
コメディとして見れる人はまだしも三顧の礼や桃園の誓いをあんなふうに扱われるとキツかった。— Seiji Shiokawa (@SShiokawa) December 21, 2020
私が見たのは新解釈三国志。旧解釈の方だと、主に三国志演義が有名ですね。
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吉川英治の三国志
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吉川英治の三国志をもとにした横山光輝の三国志
どれもすばらしいものでした。
本日みたのは、三国志演義とも違う新たな三国志の世界です。
結論からいうと「★1」です。
やる気ない文章というか、かなりネガな表現になるかもですが、ご了承ください。
ちなみに三国志のコメディでも十分許せる方は鑑賞できるでしょう。
コメディ要素いらんなら、胃が痛くなったり、途中退場しても不思議ない映画でした。
私にはあわなかった理由伝える記事になってしまいます。
最初に断りますが、キャスト陣は素晴らしい方々だし、役はうまいかと思います。
ただ三国志をコメディには無理だった、というのが本音な感じです。少し内容もふれます。
目次
三国志をコメディとして見れない方には、強くオススメしません

結論からいうと、アクションでもなく、コメディです。ざっとな流れです。
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桃園の誓いから始まるが…
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黄巾の戦い(しかし訳のわからんコント)
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董卓と呂布の間の貂蝉について
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官渡の戦いとばして、一気に三顧の礼
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孔明が孫権軍に乗り込み、曹操軍との開戦の説得
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赤壁の戦い(バトルシーンはほぼなし)
真面目な三国志みたいなら、中国でやってた三国志の方をオススメします。
新解釈三国志のは完全なるコメディ。
私が少し鼻についたトコをざっとあげます。
桃園の誓いがぶち壊れ
最初は桃園の誓いから始まります。
「桃園の誓いって何?」って言われると、話すと長くなる。
簡単に言えば、劉備関羽張飛の義兄弟の契りですね。
昔は義兄弟って、実の親子や兄弟よりも、かたい契りです。
本来の桃園の誓いなら、桃の木があって、饅頭やお酒があって誓いあいます。
今回新解釈では、誓いの文で「〜に死す」を劉備が言わない所ですね。
関羽が「なんで誓いを言わないんですが?」というくだりでグダグダな感じでした。
正直見ててイライラしましたね。
呂布と董卓の間の貂蝉が…(貂蝉の中身の人が嫌いではない)
最初から断ります。
貂蝉役のふくよかな人と貂蝉の本体役は好きとは言わないけど、好意的です。
三国志では192年頃曹操袁紹連合軍が、董卓軍を倒そうとします。
董卓は漢王室の子供を盾に政治をやる。
後の献帝ですが…。
話がそれるので、董卓にはとてつもなく強い呂布がついてます。
呂布は軍としては無敵だし、一騎打ちなら三国志の中でもトップ1。
ただ呂布は馬鹿正直な所が好いた女性いたら、何しても物にしちゃう感じ(表現が微妙だけど、他に言い方わからない)
というわけで王允でなくて、なぜか劉備が呂布と董卓の仲を引き裂くために、美人な女性連れてくる。
連れてきた女性がなぜかふくよかな貂蝉でした…。
もう絶句というかため息でました。
よくわからないけど、漢の時代ではふくよかな女性が美人だったらしい…
後に映画の中で孔明や周瑜の奥さん出てきますが、新解釈の中だとブスなんですが(史実的には美人ですよ)
まあ一応呂布と董卓の仲の引裂きは成功します。
官渡の戦いがないから、関羽と曹操の話もない
最後は劉備軍が曹操軍を倒すとこで、話が終わります。
思ったのがこの映画は、官渡の戦いがなかった。
わかる人はわかるかと思いますが、関羽と曹操のエピソードが省略。
なので新解釈では官渡の戦いの話がないから、曹操やっけれたという感じですね。
個人的には桃園の誓いからやらずにいきなり最初から、赤壁の戦いだけやったほうがよかったんじゃない?と思います。
三顧の礼が安っぽい
三国志演義なら以下な流れですね。
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劉備兄弟がいちど孔明の家に行くが不在
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2度目は大雪の中、孔明の家に行くが不在
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3度は孔明の家に孔明いるが、昼寝中。劉備玄徳は、数時間待つことになる。いうまでなく張飛はキレるが関羽がなだめる
三国志演義の孔明だと、孔明が劉備に天下を3つに分ける話を伝授する。
なんとか劉備が説得して、劉備の居城である新野に孔明を連れて帰るという話。
本来なら涙ありの話です。だけど、今回の孔明は…ノーコメントです。
まだあるけど、察してください
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曹操の女好き(確かにそうだけど、やる必要ある?)
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周瑜がアホキャラ
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コウガイが百たたきの計くらってない
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きよちよの腹踊り…
後は新解釈三国志では孔明は無能キャラになってますが「ハァ…」という感じでした。
あまり書くとまずいんで、ここまでにします。
歴史的コメディ無理なら、鑑賞オススメしません
新解釈三国志でも以下の方ならまだ見ることができるかも?
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三国志の世界という本も漫画読んでない
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基本的に史実の話がコメディにされても許せる(三国志演義も脚色ありますが…)
だったら一応オススメできるのかな?という感じです。
私は横山光輝や吉川英治の三国志読んでたせいか、かなりキツかった苦痛でした。
個人的には中国でやってた三国志のドラマがオススメします。
今回は以上です。
できるだけ言葉を選んで、新解釈三国志の感想を書きました。
もっと映画見る前にどのような映画なのか?知ってから映画を見るべきでした。
ここまで読んだくれた方には感謝しかありません。