【飛行機】お客様の出入りのドアが左側なのは船がなごり

ターミナルからみるボーディングブリッジ

たまに飛行機を乗る人「時々飛行機に乗るんだけど、いつも飛行機に入るのっていつも左側のドアだね。乗客が左側から入るのって、深いワケでもあるのかな?」
 

こんな疑問を感じてる方への記事になります。

私はたまに飛行機に乗りまして、気になることのひとつでした。

よく新幹線なら指定席に近いとこのホームで待ってればオケですが、飛行機の場合はひとつかふたつですよね。

結論いうと大昔の船のなごりですね。

この記事では
  • 飛行機の搭乗するドアが左側なのは船のなごり
  • もし全部のドアを開放するときは危ないとき
  • ベテランのCAがいいなら左前

です。

元ネタは羽田空港の秘密という本から引っ張ってきました。

 

飛行機の搭乗口で左側なのは船もそうだったから

ボーディンブリッジ

「入れればどのドアでいいやん」ってなりそうですが、いくつかわけがあります。

飛行機の前は船が外国への移動がメイン

そもそも飛行機ができる前は貿易って船がメインでした。もちろん今も貨物船で運んだりしてます。例えばプロテインを注文するときは空港便か船便で頼めたりしてりします。

空港便の場合は来るのが早いけど、送料かかる

船便はくるのに1か月単位で時間を使うけど、送料安めです。

よく空港で人しか乗せるわけではなく、貨物の飛行機も走らせたりします。

昔は船で物や人を運んでたけど、やがて飛行機ができ飛行機でいったりきたりすると、船から飛行機に外国やいくのに主流になりました。

シップやキャビンなども船の名称

船と飛行機の名称って結構似てます。全部似てるとはいいませんが、このへんは同じです。
  • シップ→飛行機と船
  • キャプテン→機長
  • キャビン→客室
  • 乗員→クルー
  • 空港→エアポート
エアポートは「エア」を抜けば、港そのものです。

シップは飛行機や船をさしまして、CAの間だと飛行機はシップといってるようです。

もちろん私達お客さんはシップっていうより飛行機やPlaneですが、CAさんに「飛行機を走ってる下の山はなんですか?」といえば通じます。

なので無理に乗客側が無理に「シップはどこの辺走ってますか?」っていう必要はないです。

なぜ飛行機のドアの左側が乗客の出入り口については、かつて船の左側を港寄せて、乗客乗り降りしてたということもあり、その名残りで飛行機は左前方のドアから入るというのが決まりになりました。

ボーディングブリッジをいくつもつけられないよ

ボーディングブリッジとは空港のターミナルと飛行機をつなぐ通路だと思ってもらえば良いです。

「ならばボーディングブリッジを10箇所つけるといいよ」ってなりそうですが、できない理由があります。

  • ボーディングブリッジつけるのも人がいないとできない
  • CAのお出迎えが大変
ボーディングブリッジを10箇所をつけようとすると、時間と人を使うので現実的ではないです。

そもそもひとつの搭乗ゲートにいくつもボーディングブリッジをつけてる空港は多分ないはずです。

ひとつの出入り口にしてCAさんはすべてのお客様をあいさつして、お客様の癖をみたり嗜好を瞬時に判断します。

全部ドアを入り口にしたらCAさんがすべてのお客様のことを判断できないからですね。

 
 
 
 

もし飛行機の全部のドアが開放のときはヤバイ時

フェリー

ボーディングブリッジたくさんつけれないのと船のなごりで、ほとんど左前方のドアから出るということでした。

ならば「さすがに10ついてるドアは何かしら使うよね?」って突っ込んできそうですが、使いますね。

機内食や備品運ぶときのドアは業務用ドア

飛行機の中にいれるのはお客様だけではありません。

いろんなものを入れます、機内食や飛行機の中で使う備品ですね。

その辺は左前方でなく、右側のドアや後ろの方のドアを使って、機内に入れます。

というわけで、お客様が出入りするドアは出入り口ドアになります。

一方備品などを入れるドアは業務用ドアになります。

全部開放された時は非常にやばいとき

「だったらドアなんか3つあれば間に合うやん」って思われそうだけど、事故がおきて海面に落ちたときは90秒以内にすべてのドアを開けて乗客を飛行機から退去させねばなりません。

というわけで、すべてのドアが開かれた危険な状態だと思ってもらえばいいです。

もちろん私も読者も事故騒ぎは嫌だと思うので、すべてのドアは開かれたのというのは滅多にないと願いたいですね。

 
 
 

ベテランのCAをご希望なら左前方の席とろう

座席にいる母と子供

となると左側からはいるとなると、CAの身分というかクラスはあるのか?ってなりそうだけど、あるようです。

エコノミーなら左前方ならベテランのCA

飛行機のCAにも格があって、左側がえらい人、右側が若手でして、一番左前方がCAのトップで責任者、一番右側の後ろにいるCAは新入りか若手です。

噂だとCAの方がプライベートで飛行機を乗るときは基本的に右側を乗るようです。

なぜならいろいろを思い出すのでしょう。

私個人は飛行機内では寝てて夢の中なので、なんでもいいです。

若い人に世話されたいなら右後方ですね。

「若いCAがいいんや(^^)」なら、というわけでANAやタイ国際航空で航空券の予約の際に、座席指定ができるので、右の後ろ側をチェックして買えばオケです。

LCCの場合はシャッフルを楽しもう

LCCだと座席指定すると別料金かかるので、指定なしなら運です。

もしこだわりあるなら、座席指定で右の後ろを別料金で買われるといいです。

 

まとめ

日の出

なぜお客様を出入り口のドアが左側なのか?は船もかつて左側でお客様のでは入りしてたためです。

もし仮に飛行機のドアが開かれたときは墜落などで緊急で出ないと行けないときにドアがすべて開かれます。

CAはベテランは一番左前方。若手は右の最後部に配置されてることが多いです。