【映画レビュー】ハミングバード・プロジェクトは男のドラマ

どうもこんにちは、@sshiokawaです。

9/27(金)から放映された、ハミングバード・プロジェクトを、映画鑑賞しに行ってきました。

映画ハミングバードをみての正直な感想
○アメリカだと破産でもそこまで暗くならないのかな?
○16秒早くするということは、早くお金をゲットできる
○女上司だと有能な部下抜けると、執念がすごい
○あるプロジェクトをやりたいなら、プロジェクトと病気を天秤にかける
○神の土地には手出してはダメ
ハミングバード・プロジェクトの話は簡単にいうと、ある地点からある地点まで光ケーブルでつなげるお話。

一攫千金狙いたい男のストーリー。

私個人としての感想は「いずれ私が病気を抱えたときに、プロジェクト継続してた時はどうすんだろう?」って思いました。

今回伝えることは2つ

  • ハミングバード・プロジェクトの見所
  • ハミングバード・プロジェクトみて思ったこと
ネタバレしないように気をつけます。でも通信回線や男の一攫千金が好きな方は、見に行っていいですね。
注意
ハミングバード・プロジェクトと書くとながいので、ハミングバードにします
 

ハミングバードの見所は通信速度16秒にできるかどうか

ジャンル的にはアクションでもラブストーリーでもなく、ノンフィクションにあたる映画です。

話の舞台は2011年。リーマンショックからは3年、日本なら東日本大震災あった年の話ですね。

ではあらすじと見所のお話やります。

ストーリーは早くケーブルつなげられるか?

ストーリーは公式サイトでも載ってますのでご確認ください。
あらすじは競合よりはやく回線をつなげられるか?
2008年にはリーマンショックがあって、リーマン・ブラザーズが破綻しました。

日本なら名指しで出すとまずいから控えるけど、日本のトップの証券会社が潰れた感じですね。

トップな証券会社つぶれると、二度とリーマンショックみたいなことにならないように規制かかりますよね。

規制させてるなら、通信速度早くしてしまえって感じのが、専用回線つなげるというプロジェクト。

場所はカンザスシティ〜ニューヨーク。ニューヨークはマンハッタンとかヤンキースやメッツとかブロードウェイとか、私が語らなくてもおわかりでしょう。

カンザスシティというと、私だとイメージあるのが、2つですね。

  • メジャーリーグのロイヤルズ
  • スーパーナチュラルの兄弟の幼少期過ごした場所
なんでカルフォルニアでなくて、カンザスシティなん?については、予算とかもかかるし、カンザスシティからつなげれば、カンザスシティで暮らせるからでしょう。

なので映画を見るうえで、必要なのは主人公ヴィンセントが通信をつなげるというミッション成功するか?否か?ですね。

キャストは4人知ってればオケ

何人か他にもキャスト出てきますが、4人知ってればオケでしょう。
  • ヴィンセント:主人公であり、トレーダーの人。一攫千金を目指してプロジェクト実行
  • アントン:主人公の親戚。トレーダーだけど、映画ではエンジニアの顔が強い
  • マイク:通信のトンネルのパイプをつなげるプロ。
  • トレス:ヴィンセントとアントンの女上司。悪役

女上司から嫌がらせされるアントン

アントンは有能なプログラマ。プログラマってコードを書いたり、何かの開発の際の上流工程やる仕事。

上流工程とは簡単にいうと、予算決めたり、どんなアイデアでアプリを作るといえばわかりやすいでしょうか?

プログラマって日本でもアメリカでも不足してみたいでして、やめられると困る模様。

女上司であるトレスがアントンは重大な企業秘密持ってるとかで慰留されます。

でもアントンは配線つなげるとか、デカイ仕事をやってませんでした。

なのでヴィンセントに引き抜かれて、通信速度16秒にするのに挑戦したわけですね。

トレスはアントンに対して嫌がらせやります。

  • アントンを逮捕させたい。罪状は映画でご覧ください
  • トレスはヴィンセント達が16秒なら、16秒より早い速度でやる
詳しくは映画見てください。

主人公はデカイ病気を抱えながらプロジェクトやるのか?

ヴィンセントはベッドで寝てるときに、胃が痛くなり、水を飲みます。

病院に行って、様々な検査をやりますが、胃ガンって申告されました。

通信のトンネルやってる最中にですね。もしかしたら日本の方でも、余命数年の方がお仕事やってる方なら、思うところはあるかもしれません。

結果としてはヴィンセントは胃ガンというのを黙ってプロジェクトをやります。

なんで通信速度16秒にこだわってる?

通信速度16秒こだわる?に関しては公式サイトの作品情報見たほうが早いかもです。

私なりの例えでやるとこのような感じ

  1. あるチケットが欲しい
  2. チケットは先着順で10時00分から販売
  3. ハミングバードだと専用回線だから、混雑とか関係ない
  4. 10時ジャストにクリックすれば、相手の強豪に邪魔されずにチケット買える
全く映画と関係ない話で申し訳ないですが、仮に専用回線使えるなら、チケットが必ず買える。専用回線はいいなって思えます。

ハミングバード見て思ったことはデカイ病気しても仕事するのか?

この見出しから私の感想です。

ノンフィクションなので、ラブシーンもないし、鍛え抜かれた体もないし、アクションシーンもない。なのであう人あわない人いるかもしれないなーなのが、正直な本音。

ハミングバード見て考えたことは、「私なら生きてるのが大切だからプロジェクト継続中だったら、交代かなー」でした。

胃ガンだけど、プロジェクト進行中ならやる?やらない?

ハミングバードだとヴィンセントが胃ガンで余命2年から5年ほどでした。

映画では入院もせずに、プロジェクトやるために働きます。

私ならとにかく生きてることが大切だし、けんこうが1番重要。

プロジェクト成功させることも重要だけど、目的は私がやるんでなく、プロジェクトを成功させたことにより、みんなが幸せになることですね。

もし仮に胃ガンで仕事が捗らなくなったら、みんなに迷惑でないですか。

だから私なら、大きな病気抱えてしまったら、プロジェクト進行中でも、譲りますね。

2011年頃のアメリカでも人種の壁はあるみたい

カンザスシティのサーバセンターの目の前の住宅内の土地を買おうとしました。

マイクが交渉しようとするんですが、住宅の方は白人の人。

マイクがヒスパニック系でして、断られました。

なのでかわりに白人であるヴィンセントが交渉したら、同じ人種なだけで成功。

日本だと日本人は日本人でして、肌がどうとかきいたことがありません。

私は接客の仕事をやってますが、「あなた肌が黒いわねー」とか「あなたは群馬なのね?ふん!」とか、人生生きてて言われたことがないですね。

アメリカで仕事やる際は、アジア系がクライアントならアジア系を担当に回すのかな?って考えてしまいました。

神の土地を荒らしたらいけませんよ

今回映画のプロジェクトはカンザスシティからニューヨークまでを地下トンネルでつなげること。
だからトンネルの関わる場所の地主と交渉しないとなりません。

お金さえあげれば、喜ぶ方もいます。でもお金だけでは動かないタイプもいる。

カウボーイな一族の土地にはトンネル通過の際に必要な場所でした。

ヴィンセントとマイクはカウボーイさんと交渉するんですが、「お金は争いを生むもの、神の土地だし断る」って耳をもちません。

お金で動かない、なにを餌にしても交渉不可能だから、強行的に土地をほります。

「勝手に人の土地を掘って平気なん?」って言われそうですが、アメリカの法律の抜け穴があるみたいで一応合法でした…

でも神の土地を掘ったことで、後々の結果がよくないことになります。

この映画では神の土地を掘ったらいけませんよ!って、言いたかったのかなー?って思いました。

正直なところデートや家族で行くにはオススメしないかも

ハミングバードを鑑賞しにいったときは、ひとりでした。

なぜなら笑い要素もバトル要素もないから。言葉選ばずに言うと万人受けしないかなーって思ったんで。

女性だとコツコツ稼ぐことは好きだけど、一攫千金は好きでない。

心理学的にそうなってるみたいです。

男の方でいずれデカイ大金掴みたい方おすすめしますが、デートとして鑑賞するのは考慮には入れないかもですね。

 
今回は以上です。
ストーリーはひとこというと、こんなかんじ。
たくさんの㈱取引をやるために通信速度を16秒に早める
私個人的には大病患いながらも、プロジェクトやるという行為に考えさせられるものがありました。

どうでもいいことですが、21世紀になってから、映画館に行ったのは3回です。

  • ラルクのライブビューイング
  • 2014年のレッズ・ザ・ムービー
  • ハミングバード
樺沢紫苑先生ではないけど、作家やブロガーなら映画見るべきというのは、30代半ばになってよくわかりました。