【読書レビュー】私が日本に住み続ける15の理由はなるほどです

どうもこんにちは、@sshiokawaです。
 
白秋社からでてるケント・ギルバートさんの私が日本に住み続ける15の理由を読み終えました。

中身はひとことでいうと、以下の感じ。
  • ケントが日本に住み続ける理由
  • 日本って恵まれてるのかな?
ガチで書くと話が長くなるので、私が気づいた点だけを上げます。
今回伝えることはひとつだけ。
  • 日本に住み続ける15の理由で気づいたこと
アメリカ人からの日本の良い所や改善点あるんで、日本がどう思われてるか?って気になる方はオススメ。

ケントさんの日本に住み続ける15の理由はなるほどって思った。

著者はケント・ギルバートさん。個人的には芸人というかタレントかと思ってました。でも実際はいろんな顔を持つようです。
  • キリストの宣教師
  • 法律事務所
  • 評論家
ケントさんが来たのは1970年頃でして、キリスト関係での留学で福岡へ来たみたいです。
 
日本にきて、ほぼ85%以上は日本にいるぽい。親日家のケントさんの本をみて、私が気になったとこをあげます。

異国でも違いを楽しめ

簡単に言うと、ケントさんが日本に留学する際に父親に言われたそうです。
日本は異国だけど、楽しめ。
って。確かにアメリカ視点からみると、昔の日本は終戦から25年ほど。
 
多分原爆などの恨みとか気にしてたのかは不明ですが、不安があったのかもしれません。
 
日本では空気を読むというのがありますが、アメリカでは空気を読むなんてありません。
 
議論しまくる文化だし、主張しろ!の文化だから。
 
アメリカ人には空気を読むという日本の文化には戸惑うけど、楽しめってことですね。
 
逆に日本人もアメリカ人と会う際はいろいろ突っ込まれるけど、異国を楽しめですかね。

アメリカの車運転には譲り合いはない

日本なら車線変更なら、基本は譲ってくれます。教習所とかで「譲り合い」って教わるからですね。
 
和を乱すというのもあるけど…一方でアメリカだと譲り合いという言葉ありません。車線変更するならどうするか?
  1. 左折したいので左側へ車線変更したい
  2. 2kmぐらいで、車線変更しないとむり
なぜならまわりはウインカーとかみてないし、「知らんがな」って感じ。
 
だからアメリカで運転したいなら、譲り合いという言葉は捨てたほうがいいかも。

中国人は奈良に何かを感じるらしい

ケントさんいわく、中国人は必ず奈良へ観光するそうです。
 
奈良と言えば、大仏が有名でしょうか。
 
話によると中国では中国4000年って言われてますが、実際は王朝がかわってるので、長いのか?って言われると、違う気がしますね。
 
漢の時代だって、漢が廃れて、晋が建国した。
 
隋も唐が代わりに国を取った。過去の王朝捨てて、新しい王朝の繰り返し。
 
いうまでもなく天下取った君主は過去のもんなんか捨ててしまいたい。ですので、あまり記録が残ってないってききます。
 
一方で日本は日本ですね。平安ぐらいまでは天皇自ら、鎌倉以降時の幕府に政権を貸す形にした。
 
良くも悪くも日本ですね。だから昔から残ってる奈良の観光エリアに、凄さを感じるって話です。

アメリカではイギリスの古典を読む

日本なら古事記や源氏物語などがあります。
一方でアメリカは建国してから、250年ほどしかありません。
 
だから古典というのがないみたいです。古典はないのか?「現代文やればいいのか?」って言われると違うみたいです。
 
ケントさんによると、イギリスの古典を読むみたいです。
 
英語でも1400年頃とかは微妙に英語の文法が違うみたい。だから古典ぽい感じで学べるそうです。
 
アメリカでは飲み会でなく、ホームパーティ
  • 日本だと、とにかく飲み会
  • アメリカは最初はどこかで飯をたべて、親睦を深めるならホームパーティ
要するに休日にバーベキューとかが、飲み会の代わりぽいです。
 
ケントさんはお酒飲めないので、基本は食べるだけとのことですが。

カルフォルニアには男女共用トイレ増えてるらしい

個人的に「えー!」思ったのがカルフォルニアでは男女共用トイレ増えてるらしいとのこと。
 
微妙にデリケートな話なので詳細は控えます。
 
もし私がカルフォルニア州に行く際はトイレは気をつけたいと思います。

個人的には東日本大震災のエピソード

東日本大震災では宮城の海岸沿いが津波に流されたのを記憶してるでしょう。東日本大震災での東京スター銀行でのお話。
  1. 被災して、キャッシュカードも身分も証明するのがない
  2. 東京スター銀行は通帳もないなら、お金渡せない
  3. 東京スター銀行の責任者が、通帳も何もなくても10万円まで貸してあげた
普通なら、口座自体作ってないのに、お金だけかっさらうのが普通に見えますよね。実際は違ったようです。
10万円貸してあげた人達は震災後、大事な顧客になった
とのこと。
 
震災によって東京スター銀行に助けられた人達は、ローンや主な金融商品は主に東京スター銀行で利用されてるそうです。
 
日本人が恩を売れば、恩で返してくれると思ったのが狙いでしょう。
 
今回は以上です。
 
終戦後の天皇陛下のお話、アメリカ共和党民主党のお話、ハイヒールができた由来など、たくさんありました。
 
でも長くなるし、私の話より読んでもらった方が早いでしょう。
 
ケントさんは日本はイイトコだよ!って事を伝えたいようです。
 
確かに日本は2020年の今でも治安に関して、世界トップレベルです。
 
自販機があんだけあっても、自販機ごとぬすまれないのは、おそらく日本ぐらいなものでしょう。