どうこんにちは、@sshiokawaです。
ある本の後半も読み終えました。
私が読んだのは岩田健太郎先生の丁寧に考える新型コロナ。
今回の本では20年10月時点での新型コロナの見解とある方の対談の2本立て。
今日は対談の方のレビューをやります。岩田健太郎さんが対談したのは、8割おじさんこと西浦博教授。
私が読んだ感想は「濃厚接触の定義わからなくなった」
今回伝えることはこれだけ。
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丁寧に考える新型コロナの対談編の感想
岩田健太郎先生の新型コロナの見解は、前半であげたので、ご覧ください。
目次
岩田健太郎先生と西浦博教授の対談読んで、濃厚接触の定義わからなくなった
率直に読んだ感想は「濃厚接触の定義がわからない」というのが本音。
普通は濃厚接触って知りたいから読む人いそうですよね。まずは著者の紹介です。
岩田健太郎先生はあまり書かなくてもいいけど、軽く紹介します。
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感染症の専門家
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どちらかというと臨床医
西浦博教授の紹介です。
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数理モデルの先生
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やはり8割削減の人
さっそく私が読んで思ったりしたことを書きます。
私には数理モデルがわからなかった
西浦先生といえば8割おじさん。
過去に以下のような事を言ってました。
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何もしないと42万人は帰らぬ人になる
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8割外出控えれば、少しずつ感染は収まっていく
42万人や8割削減の根拠は、西浦教授の数理モデル。過去に旧専門家会議の会見で、西浦教授が詳しくやってました。
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基本再生産数といって、感染した1人が、何人に感染させるか?
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感染のピークをずらしたいから、8割外出控えて、ステイホーム
↑のようなのを数理モデルというので、計算します。
ただ私には数理モデルがわかりませんでした。
本によると岩田健太郎先生にも数理モデルは難解らしいです。
今の岩田健太郎先生は数理モデルわかってるでしょう。
すみません、私には数理モデルの説明難しいです。
対談の中で、数理モデルのお話の割合が高めでした。
北海道には感染症のプロがいる
対談の中で、北海道には最前線で新型コロナと戦った先生がいます。
最前線で戦った先生の名前は岸田先生。
北海道では岸田先生いたから、混乱はほぼなかったって書かれてました。
日本と違い、アメリカはとことん分業制
岩田健太郎先生は過去にアメリカでも働いてました。アメリカで感じたこと。
アメリカではとことん分業制にしてた
要するにアメリカのケースだと、専門のことはやるけど、専門外のは全くやらない。
また専門外には口はださないようだ。公衆衛生の先生なら、臨床的な事はしない。
薬学の研究なら、患者さんに薬投与の事には口出さない。
日本だと、内科も心療内科も両方やる先生います。
アメリカでは基本的に分業させるのは初めて知りました。
西浦教授曰く「集団免疫だと病院溢れる」
多分集団免疫の話は、過去に私が書いた上久保先生のことかとしれません。
上久保先生の事は、私の記事で書いたのでご覧ください。
ひとことでいうと、「新型コロナに対しては集団免疫できたから、コロナ前の生活でオケ」という感じ。
確かに6月ぐらいまでは仕方ないといえば、仕方ないです。
なぜなら緊急事態宣言あたりまでは、「新型コロナはエボラやSARS級」って思われたから。
だけど実際の新型コロナは、基礎疾患持ちや高齢者に、驚異なのは認めます。
ただ致死率90%(年齢健康関係ない)のエボラと同レベルなのは??です。
緊急事態宣言中の当時なら病院がヤバくなってた。
集団免疫とれなかったのは仕方ないかもという感じです。
この記事書いてる10月末だと、集団免疫路線いかないと、経済死のがヤバいでしょうけど。
本を読んで濃厚接触の定義がわからなくなった
対談で1番感じたのは、濃厚接触者の定義がわからなくなったこと。
濃厚接触者とは新型コロナの感染者にどのくらい接触した人。濃厚接触者扱いの定義って曖昧です。
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ただクラスターでた施設に近づいたらアウトなのか?
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施設内に入り、中の人と20分とか1メートル以内で、会話したらアウトなのか?
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はたまたクラスターでた施設の500メートルあたり住んでる人間はアウトなのか?
わかってません。高崎市の濃厚接触者の定義は以下です。
濃厚接触者とは
患者と同居あるいは、長時間の接触。
マスクなしに、患者を診察、看護、介護する。
患者の痰や体液等に直接触れた可能性がある。
手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、患者とマスクなしに15分以上会話をしたもの。
高崎市より引用
一方で、本の中で西浦教授が思う濃厚接触者の定義。
かなり狭い距離で、一定時間共にした人
狭い距離が1メートルなのか?または20メートルなのか?
一定時間共にした人は、会話ありなのか?言葉通りの濃厚接触したケースなのか?
なおさら本を読んでてわからなくなりました。
岩田健太郎先生曰く「新型コロナは水」
岩田健太郎先生は「新型コロナは水」って書いてありました。
「意味がわからん!」って思いでしょう。
水って命をつなぐ飲み物でもあるけど、量や使い方間違えると、凶器にもなります。
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コップ1杯の水ならなんともないし、美味しい
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プールなら泳ぐぶんには楽しい。泳げない人には溺れて帰らぬ人になる可能性あり
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ダムが決壊したら洪水になり、人間の力ではどうにもならない
新型コロナも1人ぐらいなら、大したことありません。
ただ感染者がワラワラ増えていき、あげくには老人ホームや病院でクラスター出る。
若い人なら無症状か軽症ですみます。問題はお年寄りに新型コロナ再流行すると、病院のベッドが圧迫する。
ベッドが足らなくなると、医療崩壊になる。
新型コロナって水みたいなものだと、岩田健太郎の対談部分で書いてありましたね。
2人の対談の内容はホントに一部です
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緊急事態宣言の解除のタイミング
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若者は外に出まくるについて
などなど、今記事のネタでは扱いませんでした。
緊急事態宣言宣言後の西浦博教授の考えを知りたいなら、買っておいて損はないかと思います。
今回は以上です。
今日は岩田健太郎先生と西浦博教授の対談部分の話を、やりました。
そういえば、8割削減の副作用であるメンタル疾患や自殺に関しては、全く書かれてなかったのが気がかりでした。