【コンビニ】キャッシュレス進まない理由は現金で困らないから

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コンビニで現金以外で払ってる人「コンビニで毎回電子マネーやクレカで払ってるけど、前の人が遅い!なんでみんな現金ばかりつかってるんだろう?」
 

こんな疑問に対しての記事です。

私はローソンにいて長くなりました。

私はたくさんのお客様とレジを対応しております。

日本ではなぜ現金決済ばかりで、なぜここまで進まないんだろう‥ということですね。とはいえどここまでいろんな支払い方法多いのもコンビニです。

今記事ではコンビニ店員としてキャッシュレス進まない理由などを考えてみたいと思います。

 

キャッシュレス進まない理由は困らないから

ライオン

結論から「現金持ち歩いても問題ない」が正直なとこです。なぜよその国と比べ進まないのか考えて見ます。

クレカは借金という意識が強すぎる

最近はクレカは借金という意識は薄れたけど、未だに借金という風潮が強いですね。

私も親に「クレカは借金だから気をつけてね」っけ言われたことがあり、正直なところクレカではネット決済や固定支払いにしかほとんど使ってないです。

本来はクレカは信用の意味でクレカ会社が「この人はちゃんと使ってくれるし、払ってくれるだろう」で貸してます。

クレカは忘れた頃請求くるから

たまに海外でネット決済したことがあって、かつてタイ国際航空で航空券を買ったことがあります。

買った日から3ヶ月後に請求がきて唖然となりました。

だから数万レベルのは以降手帳にも必ずメモするようになりました。

要は現金ならその場で支払えば終わりだけど、クレカだと後で口座にお金を入金しないいけないというのがあるのかもしれません。

デビットカードやクレジットカードは保証あるのかわかりにくい

クレカの場合は暗証番号を漏らさない限りは、不正に使われたとかあったとしても電話すれば保証がききます。

いわゆるクレジットカードならほとんどではないでしょうか?

ちなみに実は2ちゃんねるの●というのをクレカで買ったことがあり、なおかつプロバイダーメールで登録しました。

後に2チャンネルの流出事件があり私のメールボックスにはワラワラと迷惑メールが山のようにきており、この記事を書いてる19年4月もたくさん迷惑メールきてます。

やはり事件がすごかったようです。

自分が行動しなくても、クレカ会社からクレカの再発行で番号を変えて新しいクレカを発送してくれました。

路上強盗が滅多にないから

よその国では路上強盗は日常のように起こっており、とてもじゃないけど現金を持って歩くことができません。

ちなみに現金ってパクられたり強盗食らっても保証がききません。

ケニアの場合は話が長くなるので、ここでは省略しますが、SMSを使った決済手段のエムペサがケニアでは主流な決済手段になったのかなって思います。

ちなみに日本だと置き引きはよくあるけど、路上強盗は滅多にないです。

確かに新聞の地方版だとたまにあるけど、たまにです。

エムペサは日本国内で誰が得か?簡単に考えてみた。

日本は超高齢化のせいか現金強いイメージもある

世界中の主な決済手段は書くと長くなるので、アメリカと韓国の人口年齢分布図を出します。
  • 韓国は高齢気味だけど、キャッシュレス比率高め。
  • アメリカは実は20代から50代の割合が高い
  • 日本はいうまでもなく高齢化社会

韓国はまだ60代までの方の割合多いくて、クレカが主流のようです。韓国は細かい原因は私はわかってません。

参考 カード利用は当然の国!韓国のクレジットカード事情クレジットカード大学

アメリカはリーマン後に既存の金融不信が起きて、さらにペイパルなどの決済手段が強くなった感じです。

 

日本円はドルやユーロと比べて通貨としての信用強いほうって言うのもあるけど、お年寄りが日本多いので現金が多いかなって思います。

私はコンビニ店員としてお年寄りのお客様がたくさんきますが、現金以外のキャッシュレス決済は若い人よりはほとんどしません。

60歳こえると新しい決済手段は覚えるのが大変なのかもしれません。あとは新しい手段を覚えるのも大変でしょうね。

店側として端末導入にお金がかかる

クレカやsuicaなどで支払えるようにするためにはそれらを決済手段できる端末が必要になります。

キャッシュレスにしてもうまみがまだないかと

人間って買ったときにたまるポイントが好きです。

スーパーによってはクレカは使えるけど、現金支払いでないとポイントがつかない店があります。

たとえば私の最寄りだとうおかつですね。

 
ローソンに話を移します。ポンタやdカードはお買い上げ金額の100円ごとに1ポイントで、クレカでも楽天ペイでもクレカで同じです。となるとこう思うはずです。

「どんな支払い方法で支払ってもポイント加算同じなら現金でよくない?」って。

なので政府も普及させたいなら店舗もお客差にもキャッシュレスに勧めたくなるようなアメが必要だと思ってます。

ATMが至るとこにあるから下ろせば間に合う

コンビニではどの店もATMがあります。

ローソンの場合は電気代などの公共料金は現金のみです。

だからお客様は店内入ったらATMへ行き下ろして後に、レジで電気代をはらいます。

要はどこにでもATMあるから現金に困らないということですね。

少しでも周りにキャッシュレスを勧めたいですね。

強そうな人

進まない理由だけ書いても、ネガティブになるだけです。だからキャッシュレスになるといいことや進められる要素を書いてみます。

現金と違ってカード類はさっさと電話すればどうにかなる

とにかく数万円の現金が入った財布が盗まれたら100%帰ってきません。

ソースは私で、一応警察に被害届出しましたが警察はあまり動きません。

でもクレカだけの財布なら、盗まれたら電話すればオケで保証もききます。

クレカ会社に名前をいえば、相手が生年月日を個人情報の観点で本人か?を確認してきます。そうすればクレカの会社はストップをかけてくれます。

とにかく財布が軽い!

実は私は自宅とコンビニの往復ではこれしか持ちません。
  • スマホ
  • suica
  • クレカ
  • 免許証
この4つがあれば概ねどうにかなります。

そうするば行ける店もしぼれるので、どこ寄ろうかなって考える時間も減ります。

今は家計簿アプリもある

仮にクレカ支払いしても、家計簿アプリと紐付けすれば勝手に家計簿アプリが計算してくれます。

私は2006年から必ずいくら使ったかを家計簿に書いてます。2010年ぐらいから家計簿アプリに変え、現在はzaim使ってます。

もし使ったら自動的にクレカとアプリ紐付けしてもいいし、手動で使った金額を入れておけばいいです。

 
 
 

まとめ

車の前輪

キャッシュレスが進まない理由を書いてる時点でパッと浮かぶので書いてみました。

簡単にいえば、現金支払い困らないし、治安がいいからキャッシュレスに切り替える必要があまりないのがホントのところですね。

 

キャッシュレスが進まないことについて思うこと

誰かの足

ここからはオマケです。個人的にキャッシュレス進まないことについて、なんだろうということを告白します。

いいたくないけど、カードなどの決済って記録に残るよね

日本人はとにかく匿名文化なので、コンビニで成人向けの本を買うときのお客様って私の記憶だとほとんど現金です。

でもクレカの明細ってたとえば「ローソン〇〇店 1200円」はあっても、本の書名がクレカの明細に乗ってなかった記憶があります。

ちなみにETCの場合はどこからどこまでの乗ったという明細はきます。

電子マネーなどの手段多すぎる

たまにお客様に「電子マネーどれがいい?」ったきかれるときがあって、いつもこのように答えてます。
  • 電車乗るならsuica
  • 楽天使うなら楽天Edy
  • JCBでグレード上げたいならQUICPay
  • docomoを使うならid
  • iPhoneならApple Pay
などまあ多すぎて、こちらも提案する方も疲れます。
QR決済も含めたら
  • 楽天ポイントためたいなら楽天ペイ
  • LINEをよく使い、飲み会よく行くならLINE Pay
  • 中国で働きます!alipay
これがあります。

いろんなお客様がいるので目を見ただけでどれが一つ進めるべきなんですが、全部勧めたらお客様がパンクしますね。

レジ並んでる原因は現金がらみ

やはり現金の決済は時間がかかります。
  • お客様が出すのが遅い人がいる。1分とか
  • おつりを渡さないとだから、渡す
  • 万札出されたら、お釣りだとしたらかならず数えないといけない。
5人並んでるときに数百円の会計で万札を全員出してきたら、全部数えてお釣りを渡さないとならないのでやはり時間を使います。

「じゃ数えなければいいじゃん」ってツッコミきそうですが、お札の数え間違えしたら私が間違えた分を自腹切らないとならないです。

なのでふてぶてしく数えるのですね。

それはともかくほぼ全員のお客様がキャッシュレスの支払い方法で払ってくれれば、数え間違いもないし、双方ともにすばやく会計終わるのでキャッシュレス普及するといいんですが…