【読書レビュー】アジアの国民感情はデータベースとしてはオススメ

どうもこんにちは、@sshiokawaです。
 
ある新書を読み終えたので、レビューします。

私が読んだのは、中公新書のアジアの国民感情。
 
ある国は特定の国に対して、どう思ってるのか?など書かれてた本です。
 
日本は果たして、アジア諸国からどう思われてるか?も書かれてますね。
 
やはり日本はある程度想像できるかな、というところ。
 
今回伝えることはひとつのみ。
  • アジアの国民感情の本について
正直読み物としては、面白い事は書かれてませんが、データベースとしてなら保管できる本です。

アジアの国民感情読んで、あえて東南アジアの事を書く

著者は以下です。
  • 園田茂人教授
  • 現在は東大で教授してる
  • 国際関係の研究家
アジアの国民感情に関しては、著者が調査をしたのをまとめて、レポートしてる新書。
 
調査方法は、アジア諸国のトップクラスの大学の学制にアンケートしたもの。
 
ですので、必ずしも、その国の国民の総意ではないことは、頭に入れておいてください。
 
これから私が思った事を書くのですが、デリケートな話題もかなりあります。
実際に読んでもらったほうがいいかも。

タイは日本への対外認識は良好

タイから日本を見た際、どう思ってるのか?
結論からいうと、良好です。5点中4.27。
理由といわれると、長くなりそう。
 
ひとことでいえば、嘘つかないという所でしょうか。

タイの方が希望する就職はタイ企業か日系企業

今回のタイの大学で調査した大学は2つ。
  • チュラローンコーン大学
  • タマサート大学
日本で言えば、東大京大という所。
 
おそらくタイの官僚とかなっていく事でしょう。
 
やはり日系企業も中々人気ありました。
18年の調査で18.3%ほど。
 
やはりタイ企業が多いですが、日系企業もまあまあ人気ありました。

日本自体は台湾とシンガポール評価

日本の学生から評価高かったのは台湾とシンガポール。
 
理由は学生の調査によるものなんで、わかってません。
 
私個人的に言うなら、親日と国としての行きやすさ?
 
著者が「なぜあの国は高評価してくれてるの?」について、あまり書かれてません。
 
読んで想像する書物という感じでした。

どこの国々も学んでほしい言語は英語

あまり語ることありませんが、やはりどこの国々も英語が1番学びたい言語でした。
 
1つ気になったのはフィリピン。英語学びたいで1位だった。
 
個人的にはフィリピンって、英語はほぼネイティブ級にできるものと思ってた。
  • 大卒レベルだと、英語わかってるが、国民としては英語知らない人多い
  • 簡単な会話はできるけど、さらに向上したいという意味で、英語学びたい
なのか?わかってません。

外国人で日本語学ぶ人は留学思考あるが…

↑の見出しで結論から言います。
日本語学ぶ学生は留学したいけど、日本企業就職したくない
という調査結果出ました。理由は本に書かれてないのでわかってません。
 
多分以下で話が終わるでしょう。
  • うるさい割に給料上がらない
  • パワハラ満載
  • 外国人に対して、多様性なさそう

今回の紹介した新書はデータベースとしてはオススメ

ホントはもっと書きたい、いうべきことはたくさんありました。
 
ただ内容が多少デリケートでして、私から書くのはあえて控えました。
 
もちろん中国の軍事拡張や北朝鮮の事にもデータベースとして書かれてます。
  • アジアのそれぞれの感情などの資料をデータベースとして残したい
だったら、買って損はありません。
 
ただ読み物として、面白く書いてあるかというと、微妙なのが正直な所です。
 
今回は以上です。