【読書レビュー】気配りが9割は確かに誰でもできますね

どうもこんにちは、@sshiokawaです。
 
あるビジネス書を読み終えたので、レビューをします。

私が読んだのは以下の本。
気配りが9割 永田町で45年みてきた「うまくいってる人の習慣」
著者は自民党職員の田村重信さん。
 
やはり総理になる人って、すげえスペックでないとなれないって思ってますか?
  • 東大卒でない不可能?
  • お金集めうまい
読んだ感じは↑のことはなかったですね。
 
なぜなら角栄さんは高校行ってない。
もちろん家庭的な事情で行けなく、小学校でオール5だった。
 
お金集めも、小泉純一郎や安倍総理はどうもお金のニオイがしない。
そんなことよりは気配りのが大切だよ〜というのを解説してる本です。
 
今回伝えることはひとつのみ。
  • 気配りもだけど、なんであの人出世したの?
タメになったんで、全部書くとまずい。
 
というわけで私が読んでみて、個人的に驚いたことを書きます。

気配りが9割読んで、あの人が出世した理由がわかった

気配り9割を書いた方は、田村重信さん。
 
自民党職員だった方。過去にはいろんな方を見てきてます。
  • 田中角栄
  • 大平元総理
  • 竹下登
  • 橋本龍太郎
そういえば中曽根康弘元総理の話はなかったような。
 
最初は大平元総理の秘書をやり、後に橋本龍太郎元総理の側近をやった。
 
身近にみてたせいか総理になっていった人は、気配りというのがあったそうです。
 
あまり書くと長くなるんで、一言でいうと思いやり。論語にある徳ですね。
 
簡単にいうと思いやり。
 
今回は私個人が「ウヘ」って思ったことを書きます。

二階幹事長は派閥の長として有能だった

二階といえば、報道とか言われてるとこんな感じ。
  • 親中派
  • Go toトラベルで?
って、感じです。SNSも似たようものでしょうか。
 
ただ派閥の長としては有能というか、派閥として機能してるのは二階派だけぽいです。
 
最近なんで自民党の派閥が弱まったかというと、著者が言うには2つ。
  • 中選挙区から小選挙区になった
  • リクルート事件で派閥の長以外が総理に党三役になった
中選挙区とは同じ選挙区で数人当選できるという感じ。
 
1番わかりやすいのが今の参議院選挙の中選挙区が衆議院でも行われてたこと。
 
中選挙区選挙だと、同じ自民党候補者同士で火花散らします。
 
となると派閥というのが生きてくる。
  • ある派閥の長が応援来てくれる
  • 派閥の長が総理になると、候補者に箔がつく
だから衆議院の中選挙区時代は派閥というのは大切だった。
今は衆議院って小選挙区制。選挙区内で同じ党と対立して表示食いあうことはありません。
小選挙区なら野党とやり合うだけ。
 
リクルート事件に関してはよくわかってません。
リクルートを境に、派閥の長イコール総裁選出るというわけではなくなったそうです。
 
2020年現在も派閥というのはあります。
ある議員がどこかの派閥に属してたそうです。ただ不満があったみたい。
  • 親分が何もしてくれない
  • ただ派閥の会費払ってるだけ、なんの意味があるのか?わからない 
だそうです。
ある議員が二階派へ移籍したら、面倒みるのがよかったみたいです。
かなり親身に相談とか二階さんがのってくれたんでしょうね。
 
冷静に考えたら、国民からも議員や官僚からも評判悪ければ、幹事長は無理ですよね。
 
幹事長は与党の間は、党の運営(会社的には経営)するのだから。

竹下登元総理は他人の時間を大切にしてた

個人的には竹下登元総理にも驚いた。
読む前のイメージはこんな感じ。
  • 消費税初導入した
  • DAIGOという芸能人の祖父
その程度しか印象ありませんでした。
 
読んでみたら多少イメージ変わりました。
  • 約束は必ず守る
  • 警備員でも職員でもちゃんと挨拶する
とにかく竹下登元総理はスケジュールは必ずこなして、約束の5分前に必ず現地にきてたそうですね。
世の中には意外と遅刻とかする人って多い。
私の場合は前もって約束したことに関しては、成人した以降ではめったにありません。
 
竹下登元総理は総理になっても警備員や職員に感謝の念は忘れなかったそうです。
 
普通は総理とかになると天狗になるもの。
実際に党の重役とか大臣クラスで天狗になっちゃう人もいたみたい。
 
竹下登元総理は警備員でも飲食店の店員でも分け隔てなく対応してたそうです。
総理になるよう人は、「あの職業ならゴミ扱いでいいや」というのはしてませんね。
 
私も基本的にはしてないですが…。
 
世の中には人によっては、何でも見下す人が多いので、なってる人は気をつけた方がいいですね。

進次郎が出世したというか、進次郎と同じことは多分できない

進次郎は小泉純一郎の息子。小泉進次郎といえば、郵政民営化をやった人。
 
個人的には小泉純一郎という方は信念の人だった。
 
どこかの記事か何かで、この言葉には驚いた。
郵政民営化やったら、殺されてもいい
私個人は郵政民営化そのものに関してはノーコメント。
そのぐらいの信念がないと、デカイ改革はできないということですね。
 
進次郎の話に戻ります。
 
過去に郵政選挙で、郵政民営化に反対した人の選挙区に、対立候補出したのは有名です。
 
20年現在農林大臣やってる江藤拓さんも昔は郵政民営化に反対してました。
 
かなり小泉家には憎ったらしい感じになってるでしょう。
その江藤拓さんと進次郎が農水関係で共に仕事することになった。
 
農水関係では江藤拓さんはエキスパートでよく精通してます。
進次郎さんは江藤拓の知恵を借りたかったんでしょうね。
 
進次郎が江藤拓さんに協力を願い出たとき。
お前なんか大嫌いだ!
あなたや私なら「こちらから願い下げだ!」っていうでしょうか。
 
でも進次郎はしつこくお願いをしたそうです。焼き肉を2人に行ったそうです。
 
このエピソードに関しては、親の七光りは関係ありません。
 
あまり詳しくアレなんで、本を読んでみてください。

ホリエモンは渋沢栄一と共通点があった?

世間的にはホリエモンってお金の亡者って思ってそう。正直須坂刑務所へ行く前はそうだったかもですね。
 
今はお金の執着はないらしいです。
 
渋沢栄一とホリエモンが何が似てる方というと、以下。
  • お金より信用をためる
ホリエモンは確かにこれから信用経済になるって言ってました。
 
おそらく渋沢栄一の影響を受けてるかもしれません。このへんの顛末は以下の本がいいかも。

ビジネスマン、またはなんで「あいつ総理になったん?」って思った方にはオススメ

今回紹介した気配りが9割は以下の方にオススメ。
  • サラリーマン
  • なんであの人総理になれたん?って気になる人
森喜朗元総理や福田康夫元総理のことも多少書かれてました。なんであの人出世したんだろう?って気になる方は買って損はないでしょう。
 
今回は以上です。