往復運賃と片道運賃の違いは片道に割引ないから

ライアンエアー?

飛行機の運賃について気になる人「たまに飛行機に乗るんだけど、鉄道と違いかならずしも片道運賃は安くないのね。国際線の片道運賃と往復運賃はなんでそんなに値段が変わらないのですか?」
 
↑のことが気になる方へ記事です。

私はときどき飛行機に乗り、飛行機物の本を読む回数が増えてきました。

鉄道だと片道でも早く予約すれば割引とかありますよね。のぞみならEX予約とか。

でもフルサービスキャリアの国際線の片道運賃は安くないどころか、往復運賃と比べ高いです。

結論言うと「航空会社さんは飛行機に乗ってもらいたいから」ですね。

この記事では
  • 国際線の片道運賃が高いのは飛行機に乗ってもらいたいから
  • 往復で買うか、片道で買うかの使い分け
になります。

 

 

国際線の片道運賃が高いのは飛行機に乗ってもらいたいから

プロペラ機

航空券の場合は鉄道と違って、値段が固定ではなく、簡単に言うと搭乗率で決まってきます。

最近の航空運賃は時期やイベントなどをAIが考慮して値段決まってるという感じですね。

少しでも航空券が売れて座席埋めないと赤字になるからですね。ではなぜ片道運賃高いか?解説します。

国際線の片道運賃の割引運賃がない

この一言で終わります。

国際線の片道の割引運賃がない…

この記事書いてる合間に成田バンコク間のタイ航空で調べましたが、片道運賃と往復運賃の値段のさがありませんでした。
片道は58000円ほど
往復は58100円ほど
なぜ往復と片道も値段の違いがないかというと、片道のは割引なくて往復は割引運賃が存在します。

なぜ往復では割引運賃があるかというと、行きと帰りの席を埋めてほしいからですね。

ちなみに成田バンコクの競合航空会社だと

  • タイ国際航空
  • ANA
  • JAL
  • スクート
  • ノックスクート
  • タイライオンエアー
  • エア・アジア
になります。

帰りも同じ航空会社乗ってくれれば割引しますよーという感じですね。

国境超えは飛行機のみでなくバスや鉄道もライバル

日本だとそもそも車や電車で国境超えは不可能です。なぜなら日本列島は海に囲まれてるから。

しかし他の国は陸続きになってて、タイだったら車で国境超えできるし、鉄道だっていいわけです。

バンコクとビエンチャン(ラオスの首都)だと往復で12000円ぐらいから20000円ほどなので、安いですね。

キャンセル狙いもある

航空券買ってくれて、お客様の都合により飛行機乗れなくなった…なったらキャンセルすることになります。

どのクラスの航空運賃かによるけど、キャンセルしたら払い戻し手数料って手数料抜いた分のお金が帰ってきます。

そうしたらまた違う方が前買われたお客様の席を座れば、またチケットが売れるわけです。

普通は往復航空券買った人が行きをキャンセルすれば、普通は帰りもキャンセルのはず。

なので、キャンセルされた席を他の誰かが買えば航空会社としては潤うのです。

運賃運賃の金額とは違うけど、ビザの関係で往復のが望ましい

運賃とは関係ないけど、国によっては帰りの航空券ないと入国させてくれない国があります。

私がよく行くタイは一応帰りの航空券ないと行けません。

実際は帰りの航空券見せて?はないですが、一応ですね。

成田からバンコクへ行く方はかならずしも日本人とタイ人だけではありません。

違う国の方が乗り継ぎでバンコクへ到着する方もいて、タイの入管は日本人以外にはおそらくは審査厳しいでしょう。

片道航空券しか買ってなくて、入国できなかった…

入国できなかったクレームはなぜか航空会社に行くと思われるので、クレーム避けるという意味もあり、往復運賃で買わせたい思惑もあります。

 

往復で買うか、片道で買うかの使い分け

ラオスの寺院のようだ

結局片道で買うとレガシーでは損します。

よく旅行する方で「行きは決まってるんだけど帰りはまだわからない」なら行き先によってはLCCとかの活用になりそうですね。

LCCの場合は基本的に片道運賃

さっきまでの片道運賃はなぜ割引ないのか?については、レガシーという航空会社でのことです。

一方LCCという格安航空会社は往復割引はあまり一般的ではなく、片道で買うケースが多いてますね。

LCC苦手なら格安航空券買って復路破棄

LCCのオプション考えるのが面倒くさいなら、レガシー系の乗継便で行くという方法もあります。

格安航空券とは旅行会社が予め航空会社がツアー用に買った航空券でそのチケットが安く売り出されます。

過去に私が行きは乗ったけど、帰りは乗らないで航空券を捨てたことがありました。

特にはペナルティはなかったですが、毎回やると…なんともいえません。

お金があるなら正規運賃でオケ

「帰りはいつ帰るか、わからない」だったら、正規運賃を買えばいいでしょう。

フライトの変更もしやすいし、マイルも100%付与なので良いかと思います…ただビジネス向きですが…

 
 
今回は以上です。
要するになぜ片道運賃は安くないのか?については
  • とにかく航空会社は往復運賃で買ってもらいたい
  • 国によっては復路は鉄道や車もあるので往復にすれば航空券割引しますよー
ということになりました。

私みたいな気分屋は仕事がなければいったら数日で帰るかもだし、29日ぐらいまで滞在するという気分屋です。

とにかく運賃の使い分けはしっかりしたいものですねー。